貴州省の全固体リチウム電池研究開発は小規模試作段階を完了した
記者が貴州省材料産業技術研究院から聞いたところによると、同研究所が開発した全固体リチウム電池は、小規模な試作段階を終えた。
報道によると、全固体電池のエネルギー密度は従来の液体リチウム電池よりも高い。従来の液体リチウム電池のエネルギー密度が200~300Wh/kgであるのに対し、全固体電池は電解質よりもエネルギー密度が高い固体電解質を使用しており、現在の最高値は400Wh/kgに達している。
「同じ体積の場合、全固体電池はより多くのエネルギーを提供でき、電池の体積も小さくなります。」貴州省材料産業技術研究院の担当者は、全固体電池は負極に金属リチウムを使用できるため、より高いエネルギー密度のニーズを満たすことができると紹介した。